おうちでコーヒーを始めたい。
でも「豆の種類が多すぎる」「器具が多すぎる」「淹れ方が難しそう」——ここで止まってしまう人は多いです。
このページは、コーヒーの説明を全部する記事ではありません。
あなたが迷わず一歩ずつ進めるための“地図(Pillar)”です。
読み終わる頃には、あなたが今どこで迷っているのかが整理され、次に読むべき記事と、最短で美味しくする手順が分かります。
- 初心者がつまずくポイントの整理
- 最短で美味しくなるための結論(豆・道具・淹れ方)
- あなたに合う「次に読む記事」の案内(入門→抽出→味→豆選びへ)
最初に断言します。
迷うのはあなたのセンスの問題ではなく、コーヒーの世界は情報の出し方が複雑すぎるからです。
1)豆がわからない
「酸味?苦味?浅煎り?深煎り?スペシャルティ?」
言葉が多く、まず選べません。
2)道具が多すぎる
「ドリッパー」「ミル」「ケトル」「温度計」「スケール」…
全部必要に見えるのが落とし穴です。
3)淹れ方が難しそう
動画やレシピを見るほど「手順が多い」「正解が分からない」になりがちです。
最短で美味しくなるための結論(ここだけ覚えればOK)
ここから先を読む前に、結論だけ渡します。
最短で美味しくなるには、これで十分です。
結論1:豆は「好みの方向性」だけ決めればいい
最初は細かい産地より、まず2択でOKです。
苦味やコクが好き → 中深煎り〜深煎り寄り
香りやフルーティさが好き → 浅煎り〜中煎り寄り
「浅煎りが苦手」と感じる人もいます。原因は“酸味”そのものではなく、抽出や豆選びのミスマッチのことが多いです。
結論2:道具は最低3つでいい
最初に揃えるなら、これで十分です。
ミル(豆を挽く)
ドリッパー(抽出器具)
計量(スケール or 計量スプーン)
細かい道具は後で増やせます。
最初から全部揃えると、むしろ迷いが増えます。
結論3:淹れ方は“1パターン固定”で上達が速い
初心者が伸びない最大の理由は、毎回やり方が変わることです。
まずは固定します。
豆:粉= 1:15〜16(例:豆15g → お湯225〜240g)
お湯の温度:迷ったら 85〜90℃
蒸らし:30秒(ここだけ丁寧に)
注ぎ方:2〜3回に分けて、一定のリズムで
まずはここから読んでください(あなたの現在地別)
ここがこのページの本体です。
あなたが今いる場所から、迷わず進めるように道案内します。
A:まず“スペシャルティ”が何か知りたい
この2本を読めば「なぜ美味しいのか」が理解でき、豆選びがラクになります。
B:とにかく美味しく淹れたい(抽出)
“味が安定する”順に読むのがポイントです。
C:道具を選びたい(買う前に迷っている)
ここを読むと「買って後悔しない判断軸」ができます。
D:味がわからない(酸味・苦味の正体を知りたい)
ここまで読むと、自分の好みを言語化できるようになります。
E:冷たいコーヒーが好き(アイス系)
夏はここから入る人が多いです。季節の入口として強い。
よくある質問
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Q 酸っぱいのは失敗?
-
A
必ずしも失敗ではありません。
浅煎りの個性の場合もあれば、抽出が足りずに“尖っている”だけの場合もあります。 -
Q 豆が膨らまないのはダメ?
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A
鮮度だけで決まるわけではありません。焙煎度、挽き目、湯温でも変わります。
▶︎(内部リンク)「豆が膨らまない?」へ -
Q 毎回きっちり測る必要ある?
-
A
最初は「再現性」のために測るのが近道です。
慣れたら感覚でOK。
▶︎(内部リンク)「豆の測り方」へ
迷ったら、最初の一歩はこれ(今日からできる)
最後に「今日やること」を1つに絞ります。
豆を“方向性”で選ぶ(深煎り寄り or 浅煎り寄り)
粉量15gだけ固定する
蒸らし30秒だけ丁寧にする
これだけで、味は一気に変わります。
FOCUS COFFEEからの提案
もし「自分の好みがまだ分からない」「迷って選べない」なら、
まずは少量から試すのが一番安全です。
初心者向け:飲み比べできるセット
深煎り好き向け:ミルクにも合うブレンド/シングル
浅煎り好き向け:香りが分かりやすい豆