こんにちは、コーヒーラバーの皆さん。
暑い日が続くと、爽やかなアイスコーヒーが恋しくなりますよね。でも、お店で飲むような美味しいアイスコーヒー、実は自宅でも簡単に作ることができます。
そこで、今日はプロ級のアイスコーヒーを自宅で楽しむための方法を一緒に見ていきましょう。
アイスコーヒーは、ホットコーヒーとはまた違った特性を持つため、適切な豆の選び方と挽き方が必要です。豆の選び方一つで味わいが大きく変わるのがコーヒーの魅力。特にアイスコーヒーでは、その豆選びがより重要になります。
適切な豆を選ぶことで、アイスコーヒー特有の爽やかさと深みを引き立てることができます。プロの間では、アイスコーヒーには濃厚な味わいの深煎り豆を使用するのが一般的。香ばしさと深い味わいが特徴的で、アイスコーヒーにピッタリです。
また、挽き方もポイント。粗挽きにすることで、適度な苦みと香りが引き立ち、アイスコーヒーの味わいを一層際立たせることができます。
ドリップ方式
一般的に、アイスコーヒーを淹れる際にはドリップ方式が一般的です。この方法は手軽で短時間でできるのが魅力。ドリップバッグとドリッパー、それにホットウォーターとアイスがあれば準備完了。
ホットウォーターとアイスのバランスが大切で、全体の3分の1をアイスに、残りの2分の1をホットウォーターで淹れると良いでしょう。水量によっては、味の濃淡が変わりますので、お好みに合わせて調整してみてください。ドリップ方式は、短時間で美味しいアイスコーヒーを楽しむことができる方法です。
アイスコーヒーの作り方（ドリップ方式）
必要な道具・材料
- コーヒー豆（深煎りがおすすめ）
- コーヒーミル
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- ポット（湯沸し器）
- アイス
- ガラスまたはステンレス製のカラフェ
手順
- コーヒー豆を粗挽きにする。
- カラフェの底にアイスを入れる。全体の約1/3が目安。
- ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、挽いたコーヒー豆を投入する。一杯分約10～15gが目安。
- ポットでお湯を沸かす。適切な温度は90～96℃。
- 沸騰したお湯を少量（コーヒー豆がひたひたになる程度）注ぎ、コーヒー豆を蒸らす。約30秒待つ。
- 2度目のお湯をゆっくりと円を描くように注ぐ。全体の約2/3になるまで注ぎます。
- コーヒーが全て落ちきるまで待つ。
- 淹れたてのアイスコーヒーを軽く混ぜて、味を均一にする。
このように、ドリップ方式でのアイスコーヒー作りは非常にシンプルです。アイスコーヒーの味を左右するポイントは、豆の種類と挽き方、そして湯温と抽出時間です。これらの要素を掴むことで、自宅でもプロの味を再現することが可能となります。
フレッシュなアイス
意外に思われるかもしれませんが、アイスコーヒーに使用するアイスの質も大切です。新鮮なアイスを使用することで、コーヒーの風味が引き立つだけでなく、アイスコーヒーのクオリティを一段と引き上げることが可能です。古いアイスは雑味を含むことがあるため、可能な限りフレッシュなアイスを使用しましょう。
水質も大切で、水道水ではなく、無塩分のミネラルウォーターで作ったアイスがおすすめです。また、冷蔵庫で保管したアイスは他の食品の匂いが移る可能性があるため、使用直前に作るか、密閉容器で保存すると良いでしょう。
ブリュー法
時間はかかりますが、コーヒーの風味を最大限に引き立てる方法として「ブリュー法」があります。コーヒー豆を水に浸して一晩寝かせることで、コーヒーの味わいがじっくりと抽出され、深みのあるアイスコーヒーが完成します。
準備するものは豆と水だけ、というシンプルさも魅力。お好みの味を追求するためには、豆と水の比率を調整すると良いでしょう。一般的には、コーヒー豆：水＝1：4～1：8が目安です。ただし、この方法は時間がかかるため、余裕をもって始めましょう。
具体的には、コールドブリューの作り方 – お家で簡単に楽しむコーヒーレシピで解説しています。
マイルドな味わいを求めるなら
もし、アイスコーヒーに求めるのがマイルドで優しい味わいなら、ブラジル産やコロンビア産の中煎り豆を選びましょう。
そして、抽出法にはブリュー法を利用します。これらを組み合わせると、よりマイルドで甘みのあるアイスコーヒーを楽しむことができます。
まとめ
以上が、家でもプロ級のアイスコーヒーを作るためのポイントです。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ自分だけの最高の一杯を見つけてみてください。
初めての方でも、この記事を参考にすれば、自宅で美味しいアイスコーヒーが淹れられるはずです。皆さんのコーヒータイムが一層豊かになりますように。次回も、コーヒーに関する情報をお届けしますので、お楽しみに！