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パナマのコーヒーの特徴|味・栽培環境・グレード・歴史など

コーヒー好きの中で大人気なパナマコーヒーの特徴をご存じでしょうか?
パナマのコーヒーは最高品質コーヒーのひとつとして世界的に評価されています。

今回は、そんなパナマのコーヒーの味、歴史やオススメの豆まで一気に紹介していきます。

パナマコーヒーの特徴とは?

パナマコーヒーは、その豊かな風味とユニークな香りで世界中のコーヒー愛好家から注目を集めています。では、なぜパナマコーヒーはそんなに特別なのでしょうか? その秘密は、豆の種類、生産地の環境、そして栽培方法に隠されています。

パナマコーヒーの味わい

パナマコーヒーが特徴的なのは、その非常に繊細で複雑な風味です。

これは、チョコレートやキャラメルのような甘さ、フルーティーな酸味、そして花のような香りが複雑に絡み合って生み出されます。これらの風味の要素が一緒になると、まるで高級なワインを飲んでいるかのような感覚を味わうことができます。

さらに、パナマコーヒーには、その風味を形成する重要な要素として「テロワール(Terroir)」があります。

テロワールとは?

フレンチワインでよく使われる言葉で、土地や気候、そして栽培方法などがその農産物の風味に影響を与えるという考え方です。

パナマの豊かな土壌と適度な気候は、コーヒー豆の成長に最適な環境を提供し、その結果、特異な風味を生み出しています。

大人気なパナマコーヒー「ゲイシャ」とは?

コーヒーノキ

コーヒー愛好家の間で特別視されている「ゲイシャ」について、その魅力を詳しく探ってみましょう。ゲイシャは、パナマコーヒーの中でも最も品質が高く、個性的な特徴を持つコーヒー豆です。

ゲイシャとは?

ゲイシャは、コーヒー豆の一種で、その名前はエチオピアのゲイシャ地方から来ています。しかし、世界的に認知され、愛されるようになったのはパナマでの栽培がきっかけです。その芳醇な香りと独特の風味は、一度飲んだら忘れられないほど鮮烈です。

ゲイシャの味わい

ゲイシャのコーヒー豆から淹れられるコーヒーは、その独特の風味から「コーヒーの中のシャンパン」とも称されます。

その味わいは、花やベリー、トロピカルフルーツのような華やかな香りと、エレガントで複雑な風味が特徴。そのバランスの良さと後味の清涼感は、他のどのコーヒー豆でも体験することのできないものです。

ゲイシャの生産

ゲイシャは、特定の栽培環境と手間をかけたケアが必要なため、生産量は少なく価格も高めです。しかし、その高価さに見合うだけの、素晴らしい味わいと満足感を提供してくれます。

パナマのボケテ地方で特に有名なのが「エスメラルダ農園」のゲイシャです。2004年にこの農園がゲイシャを世界に紹介して以降、ゲイシャはパナマコーヒーの代名詞ともなり、世界中からその風味と品質が賞賛されています。

パナマコーヒーの生産背景

パナマ

パナマコーヒーの生産には、その地域特有の自然環境と長い歴史が深く関わっています。ここでは、パナマコーヒーの生産背景を、その栽培環境から収穫、加工方法まで具体的に見ていきましょう。

パナマのコーヒー栽培環境

パナマは中央アメリカの南部に位置し、その気候はコーヒーの栽培に最適な熱帯気候です。年間を通じて一定の温度を保つことができ、また高地であるため冷涼で湿度が高い。この条件はコーヒーの生育にとって理想的です。

パナマのコーヒー栽培地域は、ボケテ、チリキ、ベラグアスなど、主に国の西部に位置しています。特にボケテ地方は、火山の麓に広がる肥沃な土壌と標高が高いため、高品質なコーヒー豆の生産に適しています。

パナマコーヒーの収穫と加工

パナマのコーヒー収穫期は、主に10月から2月の間です。コーヒーの実は一つ一つ手摘みで収穫され、丁寧に選別されます。その後、果肉を取り除くための精製作業に進みます。

パナマでは主にウォッシュド(水洗い)法が採用されています。ウォッシュド法は、コーヒーの果肉を完全に取り除き、豆だけを乾燥させる方法です。これにより、豆本来の風味や酸味を最大限に引き出すことが可能となります。

パナマのコーヒー農家

パナマのコーヒー農家は、その大半が小規模なファミリーファームで、世代を超えてコーヒーの栽培と生産を行っています。彼らは、自然環境と調和したサステナブルな方法でコーヒーを生産し、その品質と持続可能性について深く認識しています。

コーヒー生産は、パナマの地域社会にとって重要な産業であり、その品質は国内外から高く評価されています。これは、農家たちの情熱と努力の結晶であり、パナマコーヒーの魅力の一部とも言えます。

パナマのコーヒーのグレード

標高によって評価

パナマでは標高によってグレードを付けます。

Table Header Table Header
ストリクトリー・ハード・ビーン(SHB)
1350m以上
ハード・ビーン(HB)
1200~1350m
エクストラ・プライム・ウォッシュド(EPW)
900~1200m

パナマの最上級グレードはSHB

パナマのコーヒーの最上級グレードは、スペシャルティー・ハード・ビーン(SHB)です。標高が高いため昼夜の寒暖差が大きくなり、その結果コーヒー豆に味が凝縮され美味しくなります。

パナマのコーヒーの歴史

コーヒー栽培の始まり

パナマコーヒーの歴史は19世紀の初め、具体的には1820年頃までさかのぼります。この時期、ボゴタ(現在のコロンビアの首都)の一部の農民が、生計を立てるために新しい作物を求めてパナマ地方に移住しました。彼らは自分たちの知識と技術を持ち込み、コーヒーの栽培を始めたのです。

栽培の始まりは中南米の中では比較的遅いスタートでした。さらに、小規模な農家が多く隣国コスタリカと比べ生産量は約10分の1ほどでした。しかし、太平洋とカリブ海の2つの海とバル火山の肥沃な土壌を持った山岳地帯はコーヒー栽培に理想的な土地でした。その為、劇的にコーヒーの品質を上げていきました。

パナマコーヒーの発展期

コーヒーはパナマの経済を支える重要な産業となり、1900年代初頭にはパナマ運河の建設によって、コーヒー豆の輸出が盛んになりました。パナマ運河は、大西洋と太平洋を結ぶ重要な航路で、コーヒー豆を世界中へ輸出するための大きな助けとなりました。

ゲイシャの発見とその影響

20世紀の半ば、パナマの農民はエチオピア原産のコーヒー豆「ゲイシャ」を発見しました。この豆の特異な風味と希少性が注目され、パナマコーヒーの地位を一変させました。

2004年、パナマの「Hacienda La Esmeralda」がゲイシャ豆を使用したコーヒーで、プレステージある「Best of Panama」コンテストに優勝しました。この優勝がきっかけで、パナマゲイシャは世界的に知られる存在となり、コーヒー愛好家や専門家から高く評価されるようになりました。

現代のパナマコーヒー

現代のパナマコーヒーは、その質の高さと独特の風味から、「スペシャリティコーヒー」としての地位を確立しています。

「スペシャリティコーヒー」とは、コーヒーの品質を専門的に評価し、特定の基準を満たすコーヒーを指します。このような品質にこだわる姿勢が、パナマコーヒーが持つ独特の風味と品質を保つための大切な要素となっています。

パナマコーヒーに関する
よくある質問

Q パナマコーヒーの味の特徴は?

A

パナマコーヒーは、豊かな風味と高い品質が特徴です。フルーツのような甘さと、チョコレートやキャラメルのようなリッチな風味が感じられます。

特に有名なゲイシャ種は、その華やかな花の香りと繊細な酸味が特徴的です。

Q ゲイシャコーヒーとは何ですか?

A

ゲイシャは、エチオピア原産のコーヒー種で、パナマで栽培されるゲイシャは特に品質が評価され、現在では高級コーヒーとして認知されています。

その独特の華やかな香りと繊細な酸味、そして希少性から、多くのコーヒー愛好家に愛されています。

Q パナマコーヒーはどのように楽しむのがおすすめですか?

A

パナマコーヒーはその風味を楽しむために、ブラックで飲むのが一般的です。

特にゲイシャ種のような高品質なコーヒー豆は、その繊細な風味を引き立てるために、フレンチプレスやドリップなどの抽出方法がおすすめです。