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初心者でも出来るハンドドリップ解説|美味しいコーヒーの入れ方

家で美味しいコーヒーを楽しみたいと感じたことはありませんか?
忙しい毎日から解放された贅沢なひとときは、格別なものです。

この記事では、誰でも簡単に美味しいコーヒーをハンドドリップできる方法を解説しています。

コーヒー屋がオススメするコーヒーの味を最大限楽しめる方法を紹介します!

何千回、何万回も試行を重ねたどり着いた方法です。

この記事を読み終える頃には、初心者の方でも美味しいコーヒーがハンドドリップできます!

ハンドドリップとは?

最も一般的な抽出方法「ハンドドリップ」

ハンドドリップとは、ドリッパーとペーパーフィルターを使った最も一般的なコーヒーの抽出方法です。

準備する物

ハンドドリップのやり方

1.使う豆の重さをはかる

コーヒー豆の量は、コーヒーの味や好みによって柔軟に変える必要があります。

目安として覚えておきたいのは、「コーヒー豆の量(g)×15=飲みたい量(ml)」です。

2杯以上の分量で入れるのがカンタン!

カップ数 コーヒー豆 出来上がりの量
1杯分
12g
180ml
2杯
16g
240ml
3杯
24g
360ml

豆の量が少ないと入れるのが難しいので、2杯以上の分量から始めるのがオススメです。

自家焙煎店のコーヒー豆がオススメ!

コーヒーには飲み頃があります。焙煎後、おおよそ1週間~2週間です。

市販のコーヒーだと、ベストな飲み頃を過ぎてしまっているものが多いです。焙煎日が分かる自家焙煎店のコーヒー豆がオススメです。

2.ミルを使って豆を粉にする

※この工程は、豆から入れる場合のみ必要になります。

手動ミルは一定のスピードで回し続ける!

粉の挽き具合が一定になるので、雑味がなくなります。

不規則なスピードで回したり、傾けてしまうと粉にムラができ、雑味の元になってしまいます。

ミルを中挽きに設定!

挽き目が粗すぎると味が薄くなってしまい、細かすぎると雑味がでたりフィルターが詰まってしまいます。

3.ドリッパーにペーパーとコーヒーの粉をセットする。

雑味が出るので、リンスは不要!

昔はペーパーの生産技術が低く、ペーパーにの臭いを取るためにリンス(フィルターを濡らして漂白臭を落とす作業)が必要でした。しかし、近年では生産技術が向上したため、リンスをしなくても問題ありません。

それどころか、抽出前にお湯とコーヒーが触れ合うと、過抽出により雑味が出てしまうのでリンスは不要です。

4.真ん中に「ぽたぽた」とお湯を落とす

ゆっくりと「雫」のように落とす。

ゆっくりと落とす事で、コーヒーの粉全体がお湯を含みます。これによりコーヒー本来の味を抽出することができます。

お湯の温度を「83℃」に設定!​

温度が低すぎると抽出が進まず、味や風味がでません。また、温度が高すぎると必要以上に抽出が進み、雑味やえぐみまで出てしまいます。目安は、「83℃」と考えておきましょう。

コーヒーの粉の膨らみに注目!

お湯を注ぐとコーヒーの粉は膨らみ始めます。これは、コーヒーが飲み頃を過ぎていない証明!

浅煎りの場合は、膨らみづらいですが問題ありません。

「ぽたぽた」で蒸らす。

「お湯を回しかけて数十秒蒸らす」という方法が通説ですが、「ぽたぽた」とお湯を落とす方法の方が、ゆっくりと全体に水分がいきわたります。

これによりコーヒー本来の味を大きく引き出す事ができるのです。

ドリッパーの下部からコーヒー液が落ち始めたら…

5.円を描きながら、ゆっくりとお湯を注ぐ

一度にお湯を入れすぎない!

しっかりとコーヒーの粉にお湯を含ませてあげることが重要。3~4回に分けてお湯をゆっくりと注ぎましょう。

6.抽出したい量が落ちたら完成!

ドリッパー内のお湯を全て落とし切らない!

抽出の最後に残る液には、雑味・えぐみが多く含まれます。その為、ドリッパー内に少しお湯が残った状態で抽出を終わらせましょう。

完成したコーヒーをお楽しみください!

カフェにも負けないおうちコーヒーの完成です。

また、美味しく抽出できていると冷めてもおいしいです。ぜひ、ゆっくりとお楽しみください!