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【2022年版】コーヒー豆の品種一覧【完全網羅】

コーヒー3原種

アラビカ種

風味や香りに優れていますが、害虫や病気に弱い特徴があります。
その為、各国が品種改良に力を入れています。

現在、流通するコーヒーの大部分はアラビカ種です。

カネフォラ種

アラビカ種に比べると歴史が浅く、19世紀に入ってからアフリカで発見されました。
害虫や病気に強い特徴を持ちます。

独特の風味と強い苦みを持つことから、ストレートコーヒーとして飲まれることは少ないです。
缶コーヒーやインスタントコーヒーとして加工され利用されることが多いです。

リベリカ種

超レアな品種のリベリカ種は、ほとんど流通しません。

その理由は、病気に弱く育ちにくい・あまり美味しくないのが原因です。
現地消費用に収穫されることはあっても、商品にならないのが実情です。

アラビカ種から派生した品種

ティピカ

【味】
上品で柔らかな酸味とコク、香りのよさは格別です。

【特徴】
アラビカ種で最も古い品種です。
繊細で栽培が難しいです。
ブルーマウンテン・コナ等はティピカ。

他の品種は全てティピカの交配や変異から生まれました。

【起源】
アラビカ種2大派生の一つです。

ブルボン

【味】
濃厚なコク、まろやかな甘みが特徴です。

【特徴】
他の品種と比べて収穫量は少ないが、平均スクリーンサイズが16と大きい実をつけます。
様々な変異種、改良種の元となっています

【起源】
マダガスカルの東にあるブルボン島で突然変異して生まれました。

 

モカ

【味】
濃厚なコク、まろやかな甘みが特徴です。

【特徴】
全体的に小型化した矮小種で、生豆は全ての品種の中で最も小さく丸い形状が特徴的です。
銘柄としてのモカとは別物なので注意しましょう。

【起源】
いくつかの在来種の混合種です。

 

ムンドノーボ

【味】
酸味・甘味・苦みのバランスの良さが特徴です。

【特徴】
ブルボンより成長し、病気にも強く収穫量も多いです。
標高が低いところでもよく育ち、生産性が高いです。

【起源】
ブルボンとティピカの自然交配種です。

カツーラ

【味】
良質な酸味と苦みを持ちます。
標高が高い場所で栽培されるほど上品な味わいを持ちます。

【特徴】
木の幹は太く短く、枝が多い。密集栽培に適しています。
また、樹高が低いため手摘みに適しています。

ティピカの約3倍の収穫量を誇ります。

【起源】
ブルボンの突然変異種。1935年にブラジルで発見されました。

 

パープラセンス

【味】

【特徴】
干ばつに強く、背が高いです。若葉は赤紫色をしています。生豆は細長いです。

収穫量が少なく、商業ベースで栽培されることはとても少ないです。
ベネズエラやホンジュラスで小規模に栽培されています。

【起源】
ブルボンの突然変異種です。

 

カティモール

【味】
キレのいい苦みが特徴的です。

【特徴】
病気に強く、生産性が高いです。

【起源】
カトゥーラとサビ病に耐性のあるハイブリッドティモール(アラビカとロブスタの交配種)の交配によって生まれました。

カツアイ

【味】
ムンドノーボに似て、酸味・甘味・苦みのバランスが良いです。シンプルな味わいです。

【特徴】
背が低く、密集栽培に適しています。
実は枝から落ちにくく、強風や大雨に強く、収穫量も多いです。

ブラジルで広く栽培されています。

【起源】
ムンドノーボとカツーラの交配種。1949年に開発されました。

ルメスダン

【味】

【特徴】
病気に強く、収穫量が多いです。
生豆は大きく長いのが特徴的です。

日本にはあまり流通しない超希少品種です。

【起源】
スーダン共和国の高原で発見された野生品種です。

ゲイシャ

【味】
花の香りと柑橘類を思わせる味わいです。

【特徴】
パナマのオークションで脚光を浴び、世界中に広がりました。収穫量は少ないです。
スペシャルティコーヒーの花形です。

【起源】
エチオピア起源の野生品種です。

ビジャサルチ

【味】
カップクオリティが高いです。

【特徴】
樹高は低く、根付きが良いため養分をよく吸収し味が良くなります。
標高1,200~1,600mでの栽培に適しています。

ブルボンの矮小化した品種です。

【起源】
ブルボンの突然変異種。1950年代から1960年代にコスタリカ西部のサルチという町で発見されました。

マラゴジッペ

【味】
マラゴジッペの持つ独特な風味があります。
リンゴのような繊細なフレーバーと黒砂糖のような甘さが特徴的です。

【特徴】
木はブルボンやティピカより背が高いです。
収穫量は少ないが、豆は大きいのが特徴です。

生産性の低さから希少価値が高いです。

【起源】
ティピカの突然変異種。1870年にブラジルのバイア州の町マラゴジッペで発見されました。

パカマラ

【味】
香り高くすっきりとした酸味。標高が高いところで栽培されたものは強い甘味を持ちます。
チョコレートやトロピカルフルーツを思わせる甘味、ハーブのような香りが特徴です。

【特徴】
豆のサイズが大きいのが特徴。収穫量は少ないです。
エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア等で栽培されています。

ゲイシャに並ぶ人気を誇ります。

【起源】
パーカスとマラゴジッペの人工交配種。1950年代にエルサルバドルで開発されました。

パーカス

【味】

【特徴】
根付きがよく、養分を吸うため味がよく収穫量も多いです。
低地栽培に適していて干ばつに強いです。標高が高い程、品質が良くなります。

【起源】
ブルボンの突然変異種です。
1956年、エルサルバドルのアルベルト・パーカスという生産者の農園で発見されました。

カスティージョ

【味】

【特徴】
風味特性が良く、様々な気候に順応し樹木の寿命が長いのが特徴です。

【起源】
カティモールと同じ交配種でありながら、更なる風味を求めて改良された品種です。
コロンビアで生まれました。

コスタリカ95

【味】
風味の質はあまりよくありません。

【特徴】
さび病への耐性が低いです。あまり美味しくもない為、生産者に人気がありません。

【起源】
カティモールをさらに選別を行い生まれました。コスタリカコーヒー協会により開発されました。

カネフォラ種から派生した品種

ロブスタ

【味】
強い苦みを持ちます。

【特徴】
害虫や病気に強く育てやすいです。
缶コーヒーやインスタントコーヒーに利用されています。

カネフォラ種の代名詞になるほど象徴的な存在です。

【起源】
コンゴが原産の変異種です。

コニロン(コウイロウ)

ウガンダ