目次基本のコツコーヒーの分量を量るお湯の温度は82℃挽く目は1mm程度ペーパーはドリッパー専用のものを使う玄人向け?もっと美味しく飲むコツ!茶こしを使って微粉を取り除く道具やカップを温めておく軟水で入れる絶対にやらないで!ドリップのNG「ペーパーにお湯をかけてから使う」はNG「最後の一滴まで落とす」はNG「飲む直前にフライパンで炒る」はNG 基本のコツ コーヒーの分量を量る 美味しく淹れれた時の味を再現できるように、使うコーヒー豆の重さは量っておきましょう。以前、計量について紹介しましたが、キッチンスケールを使って重さを量る事をお勧めします。 お湯の温度は82℃ お湯の温度が高すぎると苦みが強いだけじゃなく角の立った味わいに…。せっかくの美味しいコーヒーが台無しになってしまうかもしれません。温度については以前紹介した通り、82~83℃を目安にしましょう。味の好みによって、数度単位で調整するとプロっぽいですね! 挽く目は1mm程度 細引きすぎると、雑味やえぐみが多く抽出されてしまいます。逆に、粗挽きすぎるとコーヒーの味が抽出されず薄くなってしまいます。その為、「挽き目は1mm程度」という目安を持ってください。 ペーパーはドリッパー専用のものを使う ドリッパー毎に専用のペーパーが販売されています。形が似ているからといって、別メーカーのものを使わないように注意してください。 玄人向け?もっと美味しく飲むコツ! 茶こしを使って微粉を取り除く 微粉とは、コーヒーを挽いた時にでる細かい粉です。業務用などの高価なミルを使うことで、解決できますがおうちでは難しいですね。美味しいコーヒーを入れる為には、コーヒーの粉の粒度は均一である必要があります。その為、茶こしを使って微粉を取り除きましょう。茶こしに挽いたコーヒー粉を入れて振るだけで、微粉は取り除けます! 道具やカップを温めておく 温度はコーヒー抽出において最も重要なことも一つです。折角温度を測ってドリップを始めても、道具やカップに触れ合ったときに温度が下がってしまうかも…。そうなると狙った味が出せませんね。予め、お湯をかけて温めておきましょう。 軟水で入れる 硬水に比べ、軟水で入れたコーヒーはマイルドで風味豊かに仕上がります。これは、コーヒーの成分がより抽出されるからです。海外の水を使うとオシャレに感じますが、日本の軟水を利用するのが無難ですね。 絶対にやらないで!ドリップのNG 「ペーパーにお湯をかけてから使う」はNG コーヒーの入れ方を説明した本を見ると、「ペーパーにお湯をかけて臭いを取りましょう」と書いてあることがあります。これはリンスと呼ばれる技法ですが、間違いです。過抽出や蒸らしがうまくいかない原因になってしまいます。 昔は正しかったリンス 昔はペーパーの製造技術が低く、ペーパーの臭いがとても強く残っていました。そのため、あらかじめお湯をかけてペーパーの臭いを落とさないと、コーヒーの香りが打ち消される事態が起きていました。 「最後の一滴まで落とす」はNG ドリッパーの中に最後に残る泡には、雑味や角の立った成分が含まれています。最後の一滴まで落とし切ってしまうと、折角の味わいを崩してしまうかもしれません…。 「飲む直前にフライパンで炒る」はNG 飲む直前に炒ると、香りが立って美味しくなるという噂があります。実際には、フライパンで炒った時点でコーヒーの粉から香りが抜け、ドリップしたコーヒーには香りが残りません。