目次ハンドピックとは?美味しくない豆を取り除く作業手作業で丁寧に行うハンドピックのやり方生豆の状態でハンドピック焙煎後の豆をハンドピックハンドピックは必要?スペシャルティの質に仕上げるために必要ハンドピックされたコーヒーを買う方法スペシャルティコーヒーを買うこだわりのあるコーヒー専門店で買う ハンドピックとは? 美味しくない豆を取り除く作業 ハンドピックとは、欠点豆(美味しくないコーヒー豆)を取り除く作業です。欠点豆とは以下の通り。カビ豆発酵した豆黒豆(変色した豆)虫食い豆未熟豆貝殻型豆(シェル豆)死豆コッコ石など 欠点豆は雑味・えぐみの原因となるので、取り除くだけで美味しくなります。 手作業で丁寧に行う 目でみて手作業で丁寧に欠点豆を取り除くのが一般的です。 ハンドピックのやり方 ハンドピックのステップは大きく分けて2ステップあります。それぞれのやり方を説明します。 生豆の状態でハンドピック 焙煎前の状態の生豆をトレイに広げてハンドピックします。変色した豆やカビの生えた豆、石などは特に見つけやすいです。 美味しくない豆を無くす ここでの主な目的は、えぐみや雑味を持った欠点豆を取り除く事です。この作業を丁寧に行うことで極上の1杯に仕上がります。 手頃な価格な豆には欠点豆が多い 手頃な価格帯のコーヒー豆には欠点豆・異物が多く含まれます。場合によっては20%前後を捨てる覚悟で挑む必要があります。 焙煎後の豆をハンドピック 焙煎した豆をトレイに広げてハンドピックします。焦げた豆や色の違う豆など焙煎度合いのずれてしまった豆を取り除くのが一般的です。この段階で形のおかしい豆が見つかることもあります。 味のブレを無くす 焙煎度合いがずれてしまった豆を取り除くことで味のブレを無くすことが出来ます。苦すぎる豆や浅すぎる豆を取り除くことでピッタリの味に仕上がります。 買った豆の品質チェックにも お店で購入したコーヒー豆の品質チェックの目的でハンドピックするのもいいですね。 ハンドピックは必要? スペシャルティの質に仕上げるために必要 ハンドピックを丁寧に行うことで格段に美味しくなります。サイズ・焙煎度合いが揃ったつやつやな豆は極上の品質に仕上がります。必須とまでは言いませんが、余裕があれば行うべきですね。 ハンドピックされたコーヒーを買う方法 スペシャルティコーヒーを買う 品質にもこだわって生産されたスペシャルティコーヒーの豆を販売している店では、丁寧なハンドピックが行われていることが一般的です。最近では生産者の意識向上により、生産農家がハンドピックをした後、輸出することもあるようです。 FOCUSもすべての豆をハンドピックしています 手前みそですが、私たちFOCUSも焙煎前と焙煎後の2回、ハンドピックを行っています。機会があれば是非。 こだわりのあるコーヒー専門店で買う ハンドピックなどの小さな手間にこだわっていると謳う専門店も多くみられます。しかし、その実情は店舗によっても異なるので実際に購入してみるまではわかりません。