目次軟水を使うと美味しくなる苦み・酸味がバランスよく抽出できる日本の水道水もオススメ硬水を使うと良くない理由酸味が打ち消されてしまうコーヒーを入れる時の注意点再沸騰させた水は使わない 軟水を使うと美味しくなる コーヒーの水の基本は「軟水」です。(硬度100以下) 苦み・酸味がバランスよく抽出できる 軟水には、ミネラル分が少なく抽出がスムーズに進みます。その為、コーヒーの持つ苦み・酸味がバランスよく抽出され、豆の美味しさをそのまま味わうことが出来ます。 日本の水道水もオススメ 日本の水道水は軟水です。水の質も高く、最近ではカルキ臭も大幅に減っています。そのままコーヒーの抽出に使っても美味しく仕上がります。 カルキ臭が気になる場合は浄水器を使う 浄化技術の向上により、昔ほどのカルキ臭はありませんが、気になる場合は浄水器を通すといいでしょう。 硬水を使うと良くない理由 酸味が打ち消されてしまう 硬水のミネラルが酸味を打ち消す 硬水には、ミネラル分が多く含まれるため、抽出を阻害しています。特に酸味が出にくく、スペシャルティコーヒーのような酸味に特徴のあるコーヒーの良さを打ち消してしまいます。 酸味が苦手な方には良いかも 酸味が出にくい為、以下の場合にはオススメできます。酸味が苦手な人が飲む場合酸味がキツイコーヒー豆を使う場合 「高い水で入れると美味しいコーヒーになる」はよくある間違い 「良い豆を手に入れたから、1本200円もする水でコーヒーを入れてみました…」等のもったいない声をよく聞きます。 高い水で入れると美味しく入れれるわけではありません。高い水は硬水であることが多く、むしろ味を損なってしまっているかも…。個人的には水道水を使うのが間違いないかと思います。 コーヒーを入れる時の注意点 再沸騰させた水は使わない 水は沸騰する度に、水に含まれる酸素が抜けてしまいます。その為、再沸騰することで水の中の酸素が乏しく、コーヒーの持つ風味をうまく引き出せなくなってしまいます。